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はりま風土記紀行

古の播磨を訪ねて~宍粟市 編

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ぬくぬ水
本殿裏の「ぬくゐ水」

庭音(にわと)の村(庭田神社)

播磨国風土記には、
「元の名は庭酒(にわき)です。
伊和大神の食料の乾飯(かれいひ)が濡れてカビが生えてしまい、この飯から酒を醸造させて庭酒(お神酒)として献上して酒宴を開きました。
だから、元は庭酒村と言いましたが、今の人は庭音村と言っています。」
とあります。

いわゆる、この記載部分が、日本で初めて麹を使って酒を造ったと言われている箇所です。
現在は一宮町能倉(よくら)に式内社の庭田神社が鎮座しており、
本殿裏の「ぬくゐ水」で酒を造った旨の言い伝えが残っています。

[宍禾(しさは)の郡 比治の里]

庭田神社の地図はこちら

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