播磨広域連携協議会
> 播磨広域連携協議会について
設立趣旨

播磨は古来より豊穣の地であり、その豊かさを全国に発信し続けてきました。
特に、その経済的な豊かさは、明治以降の日本の近代化に大きく貢献してきました。
播磨各地に残る多くの国宝、受け継がれてきた文化などをみるとき、この地のこれまでの豊かさと輝きが想像できます。
しかしながら、今の播磨は、播磨全体を捉えた広域的な取組がなされていないことから、その潜在力に応じた発信力が必ずしも発揮されていないのではないでしょうか。
地方分権が進む一方で、未曾有の人口減少・高齢社会・経済的沈滞等が進行する中、播磨がその潜在力を活かして、わが国の再生の一翼を担うとともに、播磨の魅力を全国に発信するために、今こそ、播磨の市町が対等協力の立場で団結する必要があると考えます。
また、各市町が有する歴史、文化、ものづくり力などの地域の資源に基づく個性を促進し、それぞれの力で相互に補完することにより、さらに播磨の総合力を高めていきたいと考えます。
播磨広域連携協議会の取り組み

1.広域防災体制の構築
協議会発足と同時に、全構成市町で播磨広域防災連携協定を締結しており、災害発生時のみならず、平常時においても必要な相互協力体制を確立していきます。
平成25年9月1日には、全構成市町による初めての合同防災訓練を実施しました。
2.広域観光の推進
- 「はりま酒文化ツーリズム」
播磨地域が誇る地域資源である酒蔵や山田錦の田園、食や文化財などの地域資源を巡るツーリズムを通して、播磨の情報発信に取り組み、播磨地域の振興を図ります。
平成24年9月15日に第1回目の播磨の酒蔵等を巡るツアーを実施し、大変盛況であったためシリーズ化を図りました。平成26年3月までに計15回実施し、425名の参加がありました。今後も引き続いて、ツアーを実施していきます。平成25年3月18日に採択された観光庁の支援事業(事業費1500万円上限)を活用し、滞在型ツアーの造成に取り組み、大都市圏からの誘客を展開していきます。
平成26年2月28日には「播磨美酒・美食の宴 はりま一合一会」を開催し、播磨地域の酒蔵が一堂に会し、播磨地域の美酒・美食を提供。播磨国風土記のお酒(庭酒)を初めて披露し、約800人の参加者がありました。 - 「播磨国風土記」
播磨国風土記編纂1300年を迎えるにあたり、PR事業を展開していきます。
はりま風土記紀行のページへ - 「黒田官兵衛」
2014年NHK大河ドラマに「軍師官兵衛」が決定したことにより、黒田官兵衛と縁の深い播磨をPRする絶好の機会と捉え、PR事業に取り組みます。